冷たいそうめんレシピ20選｜簡単・さっぱり・ボリューム別で夏を楽しむ！
夏になると食べたくなる冷たいそうめん。シンプルな料理だからこそ、ちょっとした工夫でアレンジの幅は無限大。この記事では、「簡単」「さっぱり」「ピリ辛」「ボリューム」の4カテゴリに分けて、冷たいそうめんのアレンジレシピを20品ご紹介。毎日のランチからおもてなしまで、夏の食卓を彩るヒントがきっと見つかります。
オカベは徳島県・つるぎ町半田にて、約300年前からこの地に根付く伝統の手延べ製法で半田そうめん「オカベの麺」を作っております。一般的なそうめんよりは太く、うどんよりは細い麺が特長で、コシがありつつもソフトでもちもちの食感がお楽しみいただけます！
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そうめんを美味しく楽しむための茹で方のコツ
そうめんは調理が簡単な反面、茹で方で仕上がりに大きな差が出る繊細な麺です。「茹でるだけ」と思われがちですが、基本の工程を丁寧に行うことで、格段に美味しくなります。特に冷たいレシピでいただくときは、麺の食感やのどごしが命。ここでは、そうめんの美味しさを引き出すために欠かせない、2つの大切なポイントをご紹介します。
たっぷりのお湯で茹でる：目安は1束につき1ℓ
そうめんは細い麺なので、麺同士がくっつきやすいという特徴があります。これを防ぐには、1人前あたり1リットル以上を目安に、たっぷりのお湯を使って茹でるのがコツです。お湯の中で麺が自由に泳ぐくらいの状態を保ち、麺同士がくっつかないように時おり箸でかき混ぜながら茹でることで、均一に火が通り、麺のコシもしっかりと引き出せます。また麺の中の塩分のほとんどが茹でている最中にお湯の中に溶け出しますが、こちらもお湯の量が十分でないと不要な塩分が麺の中に残ってしまうため、たっぷりのお湯で茹でましょう。
さし水はせず火加減で調整する
製造メーカーによって推奨する茹で方は異なりますが、さし水は基本的に不要です。というのも、さし水をすると一時的にお湯の温度が下がり、麺に均一に火が通りにくくなるからです。吹きこぼれそうな場合は、差し水ではなく火加減を調整することで、麺のコシや食感を損なわずに美味しくゆで上げることができます。
茹でた後は流水でしっかりもみ洗いする
茹で上がったらすぐにざるにあげ、流水にさらして麺の熱を取ります。このときの“もみ洗い”が、そうめんの仕上がりを大きく左右する大事な工程です。麺の表面には、茹でる際に溶け出したでんぷんや塩分が残っており、そのままにするとぬめりやべたつきの原因に。流水でもみ洗いし、ぬめりをしっかり落としましょう。その後、氷水でしっかり冷やして締めることで、シャキッとしたコシと清涼感が生まれ、つるりとしたのどごしの良いそうめんに仕上がります。
このひと手間を惜しまずに行うことで、アレンジレシピでも麺そのものの存在感が際立ち、食感の良さを最大限に楽しむことができます。
人気の冷たいそうめんアレンジレシピ【簡単編】
すだちそうめん
オカベのある徳島県を代表する夏の特産物、すだち。茹でたそうめんの上にすだちの輪切りをたっぷり乗せて、見た目も味も爽やなレシピです。
トマトときゅうりのだしかけそうめん
トマトやきゅうりなど夏野菜をたっぷり使った簡単だしかけそうめん。夏の食欲が出ないときでも食べやすいヘルシーレシピです。
冷しゃぶそうめん
茹でたそうめんの上に、さっと湯がいた豚バラ肉と野菜を乗せたお手軽な一皿。時間のないときでも時短で栄養満点です◎
オクラ梅納豆麺
麺と納豆の相性はバッチリって知ってましたか？ねばねば食材とさっぱりとした梅の組み合わせが夏にぴったり。刻んだオクラと納豆をそうめんにのせ、たたいた梅肉と一緒に混ぜれば、クセになるさっぱり感。※調理例はそばを使用しています。
ツナトマトそうめん
ツナとトマトを使った冷たいそうめんは、さっぱりしつつ旨みもしっかり感じられる定番の一品。火を使わずに簡単に作れるので、忙しい日のお昼にもぴったりです。
【さっぱり系】
冷やし中華風そうめん
冷やし中華の具材をそうめんに合わせた、見た目も味わいも楽しいアレンジレシピ。細切りのハムやきゅうり、錦糸卵を彩りよくトッピングし、酸味のきいたつゆをかければ爽やかな一皿に。さっぱり食べたい夏の日にぴったりの一品です。
海老とオクラのぶっかけそうめん
プリっとした海老と、ネバネバ食感のオクラを合わせた夏らしいぶっかけそうめん。めんつゆをさっとかけるだけで、食欲が落ちがちな日でもつるりと食べられます。彩りも良く、見た目にも涼やかな一品です。
揚げだし茄子麺
揚げ焼きにした茄子をそうめんにのせた「揚げ出し茄子麺」は、ジューシーな茄子の旨みがしみ出す夏のごちそう。とろりとした茄子とつるっとしたそうめんの食感が絶妙です。みょうがやおろし生姜を添えれば、さっぱり感もアップします。
山形だしぶっかけそうめん
山形の郷土料理「だし」をたっぷりかけたぶっかけそうめんは、夏にぴったりの爽やかメニュー。刻んだきゅうりやなす、みょうが、大葉などの香味野菜が醤油ベースの味付けと合わさり、食欲をそそります。よく冷やしたそうめんにのせて、混ぜながらいただくのがおすすめです。
冷や汁風つけそうめん
食べ応えのある鯖缶やもめん豆腐、きゅうり、みょうが、生姜がなど薬味もたっぷりの冷や汁風のつけつゆでいただく、夏らしい一品。ひんやりとしただしの中に薬味が効き、食欲がない日でもスルスルと食べられます。香り豊かで栄養バランスもよく、暑い日のランチにもぴったりです。
トマト水のさっぱりだし涼麺
夏の真っ赤に熟したトマトをふんだんに使った一品です。ミキサーにかけてジュース状にしたトマトを丁寧にこし、帆立缶の汁と万能しょうゆで味付けたスープは絶品！最後にレモンを絞ってさっぱり♪
【ピリ辛系】
ししとうとちりめん醤のピリ辛混ぜ麺
香ばしく炒めたししとうに、ちりめんじゃこと醤油ベースのたれを絡めたピリ辛混ぜ麺。シンプルながら素材の風味がしっかり引き立ち、そうめんのつるりとした食感と絶妙にマッチします。暑い日でも箸が止まらない、やみつき系の一皿です。
盛岡冷麺風そうめん
コシのあるそうめんに、キムチやゆで卵、きゅうりなどを添えた盛岡冷麺風アレンジ。酢とコチュジャンがポイントのスープは、暑い夏にこそ食べたい味。さらにスイカや梨を添えれば、本格的な盛岡風の味わいが楽しめます。
【ボリューム系】
夏野菜のかき揚げ乗せ
旬の夏野菜をサクッと揚げたかきあげは、そうめんにボリュームが欲しいときにぴったり。こちらではゴーヤ、赤パプリカ、粒コーンなどカラフルな夏野菜を使用して、見た目も華やか！
ジャージャーそうめん
たっぷりのきゅうりと甘辛く味付けした豚ミンチ肉、卵を乗せたジャージャーそうめん♪お肉が麺に絡んで美味しい！
夏野菜の洋風冷麺
彩り豊かなトマトやパプリカ、茄子を使った、彩り良い夏野菜の洋風冷麺。洋風のスープにオリーブオイルとローリエを効かせて、すっきりとした味わいに仕上げています。暑い日にもぴったりな、涼やかで健康満点の一皿です。
サバ缶とトマトの冷やしそうめん
トマトとサバ缶、実は相性抜群なんです！にんにく、醤油と赤唐辛子で味をつけて、和風パスタのようなアレンジに。材料も比較的少なく、作りやすいレシピです。
うざく風ぶっかけ
暑い夏の栄養補給にはやっぱり「うなぎ」！ うざくとはうなぎときゅうりの酢の物のことで、今回はタレ付のうなぎを買ってきて炙り、きゅうりと一緒に乗せただけの簡単アレンジ。体が疲れやすい夏にうなぎでしっかりパワーチャージ！
冷やしちらし麺
ちらし寿司風のそうめんアレンジです。海老と錦糸卵、椎茸などを麺の上にちらして、少し酸味を加えたつゆをまわしかければ出来上がり♪見た目も華やかでボリューム満点なので、人が集まる機会にもおすすめです。
バンバンジー風そうめん
しっとりした鶏ささみの食感と濃厚なごまダレの味わいが人気の中華料理「バンバンジー（棒棒鶏）」をオカベの麺に乗せてみました！すりおろしにんにくやしょうが、酢、豆板醤などで作ったかけつゆが絶品！
まとめ：冷たいそうめんで夏を快適に乗り切りましょう
冷たいそうめんは、夏の暑さを和らげてくれる心強い味方。さっぱり系からボリューム満点の一皿まで、工夫次第で飽きずに楽しめます。今回ご紹介したレシピを参考に、毎日の食卓にバリエーションを加えてみてください。ひんやり美味しいそうめんで、夏をもっと快適に過ごしましょう。
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