年間約1,100万食製造|知って納得!オカベの麺の魅力とは

<記事の監修者>
株式会社オカベ 代表取締役
岡部洋史
徳島県・半田地方に約300年続く伝統の半田そうめんを作っている(株)オカベの代表を務めながら、現在もなお現場で麺の製造に携わる麺職人。オカベの麺の好きな食べ方は、シンプルなザルにトマトときゅうりのトッピング。
誰しもが大好きな麺類。うどんに、ラーメン、そばに、パスタと、なかでも、夏に活躍する代表格がそうめん。ズズッとすするのど越しがたまりませんよね。その、そうめんも産地によって、食感や太さなどが違うことをご存じでしょうか。
知る人ぞ知る、徳島県美馬郡つるぎ町半田。およそ300年続く手延べ麺の里です。自然豊かなその里で作られているのが、地名の通り、半田手延めん「オカベの麺」。2025年には、年間約1,100万食製造したという実績も!初めて食べた人がそのおいしさにビックリするという、「オカベの麺」の魅力に迫ります。
目次
1.オカベの麺はここが違う!3つのポイント

①うどんでもない、そうめんでもない絶妙の太さ

そうめんのツルッとのど越しと、うどんのモチッと食べ応えと、両方楽しめるおいしさは、まさに、二つのいいとこどり。それがオカベの麺なのです。「うどんはお腹がいっぱいになりすぎて、でも、そうめんだと物足りない」そんな人にぴったり!
②麺1本1本に感じられる小麦の香り

茹で上がりをつゆにつける前に、1.2本食べてみると、麺そのもののおいしさがわかります。ほんのり甘い小麦の香りは、雑味がなく、自然の味わい。ひと口食べだすと、“箸が止まらなくなる”んです。
③弾力とコシの強さはピカイチ

オカベの麺はオカベ独自の製法で1本の麺は18層を織りなしています。この18の層が、弾力ある、しなやかさを生み、ズズッと啜ると口の中で踊りだし、喉がググッと唸るような、のど越しが感じられるのです。そのしなやかさは、乾麺の束を多少曲げても折れないほど。だから、鍋のシメやなべ焼きなどに使っても弾力は失われず、最後の1本までおいしく食べられるのです。
2.何故、この食感が生まれるのか?オカベ独自製法の秘密

①自然豊かな環境が育む麺

四国最大級の吉野川が流れる半田。夏になると群れをなした鮎が訪れるほど澄み切った吉野川の畔で、オカベは日々、麺づくりに励んでいます。
②最良の素材へのこだわり

麺づくりに使うのは、小麦粉、塩、水のみ。おいしい麺に仕上げるためには、最良の素材を使う。それが、創業からのオカベの徹底したこだわりです。
【小麦粉】雑味のない麺に仕上げるために、使うのは小麦の中心部分のみ。
【塩】弾力を生むグルテンをより強めるために、自然塩を使用。
【水】自然豊かな半田の地ならではの軟水を使用。
(重要)小麦の中心部分を使うのには大切な理由があります。

「オカベの麺」で使用しているのは、胚乳と呼ばれる部位の中でも、その中心部分のみ。外側部分の表皮に近づくほど、麺にした時の光沢が失われます。希少な部位だけに、価格は高価ですが、雑味のない繊細な味わいと、茹で上がりのピカッとした輝きを与えるためには、中心部分であることが必須なのです。
余談ですが、お酒づくりに例えると、お米の中心部分を使って作る「大吟醸」も同様。 雑味のない澄みわたった味わいを醸し出します。さらにオカベの麺で使う小麦粉は、小麦本来の香りや甘みがしっかり感じられるものを厳選して使用しています。小麦は農産物であるがために、オカベでは、年々の小麦粉の品質を見定めながら、試作を繰り返し、さらに美味しい麺づくりへと日々、挑んでいます。
③多加水製法×ねじり×熟成で生まれる食感
「オカベの麺」の製麺は、約30時間を要します。原料は小麦、水、塩だけだからこそ、ごまかしはききません。手間暇かけて作らなければ美味しい麺に仕上がらないのです。
【多加水製法】

オカベがこだわるのが、多加水製法。その名の通り、練りの段階で、水をギリギリまで、多く加える製法で、これにより、しなやかさとソフトな食感が生まれます。その日の気温と湿度により麺の状態が変わるため、職人の経験と感が非常に重要になります。
【ねじり】

1本の長い帯に仕上げて、休ませながら、次は3本の帯を1本に、2本の帯を1本にと三つ編みを編むように何度も繰り返し、茹でても荷崩れしにくい
強い弾力を作ります。麺の帯は、3×3×2=18の工程を踏むことで麺は18層を織りなし、パイシートのように、麺に層を作ることで、ソフトな食感を生みます。 ワラをなうように、ひねって、ねじって、延ばすことで、オカベならではのコシの強さを生み出します。練りの工程後の平べったい麺の帯の大きさは、最終、1.3㎜から1.6㎜の太さになるのです。
オカベの麺ができるまで 徳島半田そうめん|「オカベの麺」公式通販
【熟成】

熟成は、麺にコシ、弾力、滑らかさを与えるための重要な工程。オカベでは、麺の帯を重ねては、熟成、ねじっては、熟成と工程ごとに数時間、麺を休ませ、グルテンの構造を整えています。その日の気温や湿度で熟成度合いが違うため、職人のチェックは欠かせません。
3.オカベの麺をおいしく食べるための工夫
①失敗しない茹で方

オカベの麺が一番おいしいのは、茹で上がった、その瞬間。乾麺が生めんのように大変身します。ピカピカと輝くつるつるの麺、 噛んだら押し返してくるような弾力、ズズッとすする、のど越しが最高です。

茹で時間は、沸騰したお湯で5.6分。麺をほぐしながら、拭きこぼれに気を付けて、麺が、膨らんで、もちっとした状態になればOK。多少茹ですぎても麺は延びないので少し硬い場合は、数十秒から1分ほど、膨らみを確認しながら茹でてください。茹で上がったらザルにあげて、しっかり水洗い。
まずは、ザル、かけ、釜揚げで、麺そのものの味を楽しみましょう。つゆにつけずに麺だけを食べてみると、際立つ小麦の香り、味わいが、つゆや出汁にごまかされない麺そのもののおいしさがわかります。 食べた瞬間、のど越しの凄さに驚き、次は麺のおいしさに驚く、2度驚くのがオカベの麺なのです。
②オカベの麺と相性抜群めんつゆの選び方

オカベの麺つゆは、ストレートと濃縮の2タイプ。ザルや釜揚げなどつけ麺の場合はストレートつゆで。濃縮つゆは、かけに使用。どちらも、オカベの麺をおいしく食べてもらうために作った相性抜群のつゆです。

さらに、濃縮つゆは、実は、煮物にも使っているという人の多い万能つゆ。これ1本で、簡単に和食の味が決まります。
【実際のお客様の声】
・大好きなザルと釜揚げ。おつゆはオカベのストレートつゆで決まりです。釜揚げの時は、しょうがをたっぷり擦って、つゆに投入。電子レンジでチンすると、しょうがの香りとアツアツのおつゆ、最高です。(50代/女性)
・濃縮つゆ、知り合いの人に、煮物に使うといいよ。と勧められ、小芋を焚いたり、親子どんぶり、味に深みが出るので気に入っています。(60代/女性)
【濃縮・高級だし醤油】

・万能しょうゆ
かつお節、さば節、そうだ節を贅沢に使っただし醤油。甘みを抑えて、だしの旨味を生かした味わい。麺のおつゆに、素材の味を生かしたいお料理におすすめです。
・そばつゆ
かつお節、さば節、さけ節を贅沢に使った、そば専用のだし醤油。オカベのそばに合う味わいに仕上げています。
【隠れた逸品・冬の地鶏つゆ】

徳島県の高級地鶏“阿波尾鶏(あわおどり)”のエキスを使ったキあっさり塩味のつゆです。「鶏油(ちーゆ)」と呼ばれる鶏の油と四国産の塩を使った香ばしさと旨味のある奥深い味は、オカベの麺と相性抜群です。
【作り方】つゆを丼ぶりに入れお湯で溶かした後、電子レンジでチンします。そこに、茹で上がりのオカベの麺を投入したら出来上がり。ツルツルであつあつの麺と中華風のだしは、一度食べたらやみつきに。お好みで、野菜も一緒にどうぞ。

③和洋中のアレンジで”主食力”が伸びる!

オカベの麺は、食べ応えのある丁度良い太さとコシの強さから「炒める/焼く/和える/煮る」で、肉や野菜を使ってのアレンジレシピが可能です。栄養面でもおすすめです。和、洋、中、冷たい麺料理、温かい麺料理と、いろんなバリエーションでお腹いっぱいお楽しみいただけるのが、オカベの麺なのです。
4.オカベの麺の保存方法・賞味期限について

オカベの麺の賞味期限は製造日から約1年半です。家庭に常備していれば、春夏秋冬、楽しめますし、家族や友人に、お裾分けにもお勧めです。保存方法は、封を切っていない袋は直射日光が当たらない場所、室温が高過ぎず低すぎない場所、湿気のない場所に保存してください。開封した場合は、冷蔵庫へ。他の食品のにおいが移らぬよう、密封した容器に入れ替えて保存してください。
【番外篇】手延べ製法だから生まれる”ふし麺”とは。

麺を旗にかけ、乾燥が終わり、最後、麺を切り落とした後には、旗の上にふしが残ります。そのふしを割れないように、職人が手でそっと、取っていきます。練り、熟成、乾燥まで、完全にきれいにできた麺にはきれいなふし麺ができるのです。もちろん、ふし麺の原料は、オカベの麺と同じ。
旗の一番上の、チカラのかかる部分なので、もちっとした食感と、形も一定ではなく、ばらつきがあるのも、ふし麺ならではのおいしさを楽しめます。
オカベのある徳島県半田の郷土料理は、ふし麺味噌汁。他の具材と一緒に煮込むだけ。お子様も喜ぶ、食べ応えのある、お味噌汁が出来上がります。さらに、パスタの代わりに、ふし麺グラタン。野菜と一緒に炒めたりと、 簡単に使えて重宝します。

まとめ
半田手延めん「オカベの麺」は”おいしい”の笑顔が広がる、幸せの麺です。「これ、美味しい、こどもたちに送ってあげよう」「お世話になった○○さんにも、お裾分けしたいな」など、お客様から嬉しいお声も多数、寄せられています。 自分の大切に思う人が、きっと喜んでくれるはず。オカベの麺が、たくさんの人に笑顔を届けられますようにと心より願っております。

