そうめん弁当完全ガイド|夏も安心&美味しく楽しむコツ
暑い季節のお弁当にぴったりなのが「そうめん弁当」。つるんとしたのどごしで食欲がない日でも食べやすく、見た目も涼しげで夏らしいランチが楽しめます。さらに、具材や盛り付けを工夫すれば、食べ応えのあるおしゃれなお弁当に。調理も時短で済むので、忙しい朝にも助かります。
本記事では、麺がくっつかない茹で方のコツから、つゆや具材の持ち運び方、衛生的に安全な詰め方まで、そうめん弁当のコツを徹底解説。普段からお弁当にそうめんを詰めている人もそうでない方も、今年の夏は新定番にしてみませんか?
オカベは徳島県・つるぎ町半田にて、約300年前からこの地に根付く伝統の手延べ製法で半田そうめん「オカベの麺」を作っております。一般的なそうめんよりは太く、うどんよりは細い麺が特長で、コシがありつつもソフトでもちもちの食感がお楽しみいただけます!
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麺がくっつかない!茹で方&仕込みのコツ
流水でしっかりもみ洗いする
そうめんを美味しく仕上げるには、茹でた後の「もみ洗い」がとても重要。流水でしっかりともみ洗いすることで、表面の油や塩分などのぬめりを取り、のどごしの良い仕上がりになります。ぬめりを残したままだと麺同士がくっつきやすくなるため、両手でしっかりもみ洗いするのがポイントです。

少量の油を絡めてほぐれやすくする
しっかりもみ洗いして水気を切った後、ごま油やオリーブオイルを少し絡めると、麺同士がくっつきにくくなり、時間が経ってもほぐれやすい状態が続きます。夏場のお弁当でも、美味しい状態を保つためのひと工夫です。

一口サイズに整えて詰める
お弁当に詰めるときは、食べやすさを考えてそうめんを「くるくると一口大に巻いて」並べるのがおすすめ。食べるときに箸で取りやすく、見た目も整ってキレイ。ちょっとした手間ですが、味も食べやすさもアップします。

こぼれる心配なし!つゆの持ち運びアイデア
夏場のそうめん弁当で意外と悩ましいのが「つゆの持ち運び」。こぼれたり、ぬるくなったりしないよう工夫することで、ランチタイムがさらに快適になります。ここではおすすめの方法を3つご紹介します。
スープジャーを活用する
保温・保冷力に優れたスープジャーは、つゆの持ち運びにぴったり。朝に冷蔵庫でしっかり冷やしてから注げば、お昼までひんやりキープできます。もちろん漏れる心配も必要なし。

プラスチックボトルにつゆを入れて凍らせる
ペットボトルにめんつゆを入れて、凍らせて持っていく方法もおすすめ。自然解凍される頃にはキンと冷えた状態に。ボトルは100~200mlの小さめタイプが◎。
つゆをジップロックや製氷皿に入れて凍らせる
実は「つゆを凍らせて持ち運ぶ」という裏ワザもあるんです。製氷皿やジッパーバッグで小分けにして凍らせれば、保冷材代わりにもなって一石二鳥。お昼には自然に解凍されて、ちょうど良い冷たさで楽しめます。必要な量を小分けで調整しやすいのも嬉しいポイントです。

彩り&食感しっかり!具材選び&詰め方のポイント
美味しさはもちろん、お弁当は見た目も大切。色合いや食感にこだわって具材を選び、食べる瞬間まで美味しく保つ詰め方を意識しましょう。
彩り野菜&水分控えめ具材を選ぶ
パプリカ、オクラ、ミニトマト、枝豆などの彩り野菜は、見た目も鮮やかで食欲をそそります。水分が出にくい野菜を使うことで、麺がベチャっとなるのも防げます。
〈夏のお弁当に向く具材〉
・パプリカ、きゅうり(塩もみで水分を調整)
・蒸し鶏、卵焼き、ちくわ(たんぱく源としても◎)
・枝豆、オクラ(彩りと食感がよく、比較的傷みにくい)
〈避けたい具材〉
・レタスやほうれん草などの葉野菜は、水分が多く時間が経つとしんなりしてしまい、食感が損なわれます。さらに、野菜から出た水分が弁当箱内に広がることで、雑菌が繁殖しやすくなる原因にも。
・マヨネーズや生クリームを使った和え物も、高温下では腐敗のリスクが高く、夏のお弁当には不向きです。

仕切り・個包装で水漏れ&味移り防止
つゆや具材はしっかり仕切ったり、小さなカップやシリコンケースで分けて詰めるのがポイント。同じ容器でも味移りせず、最後まで美味しく食べられます。

保冷対策はしっかりと
気温が高い日には、そうめん弁当にも万全の保冷対策が必要です。保冷バックや保冷材などの冷却グッズを活用しつつ、つゆと麺は別容器にして温度差を保つのが基本です。保冷材は2~3個入れておくのが安心です。

そうめん弁当おすすめレシピ
軽い印象のそうめんも、具だくさんのつけつゆアレンジでしっかり満足メニューに。肉や野菜をプラスして、夕飯にもぴったりな一品に仕上げましょう。
サラダそうめん弁当
タッパーに水切りしたそうめんを詰め、きゅうり・錦糸卵・カニカマ・大葉・すだちを乗せた冷やしサラダ風の一品。彩り豊かでヘルシーなのに満足感たっぷりです。食べる直前に、ボトルに入れて持ち運んだめんつゆをかけて、外でも美味しいサラダそうめん弁当をお楽しみください。

スープジャーで豚しゃぶそうめん弁当
保温スープジャーを活用すれば、ひんやり冷たい豚しゃぶそうめんも手軽に楽しめます。つゆには大根おろしをたっぷり入れて、夏の疲れに梅干しの酸味も乗せて。豚しゃぶの他に茹で卵ときゅうり、海藻などの野菜も添えると、ボリューム満点のそうめん弁当の出来上がり。そうめんも含めて、具材はしっかり水を切ってから詰めましょう。

いなりそうめん弁当
甘辛く煮たお揚げに、そうめんを詰めて一口サイズにした「いなりそうめん」。冷めても美味しく、手でつまんで食べやすいので、行楽弁当やピクニックにもぴったりです。そうめんの上に錦糸卵やハム、コーン、オクラなどお好みでトッピングすると華やかさもアップ!

Q&A よくあるお悩み解消
のびない茹で方は?油は必須?
そうめんはたっぷりのお湯でしっかり茹でた後、流水でもみ洗いしてぬめりを取り、少量の油(オリーブオイルやごま油)をまぶすことで麺のくっつきを防げます。油を加えることで風味もアップし、冷めてもツルッと食べやすい状態を保てます。

冷めたつゆも美味しい?パックつゆの保存法は?
冷たいつゆは味がぼやけがちですが、少し濃いめに希釈することで風味をしっかりキープ。スープジャーや凍らせたつゆの活用で、冷たさも味わいもバッチリです。未使用のストレートつゆや希釈つゆは、冷蔵庫で保存し、数日以内に使い切るのが安心です。

まとめ:そうめん弁当は夏に嬉しい万能ランチ
火を使う時間が少なくて済むそうめん弁当は、時短・ヘルシー・涼やかの三拍子がそろった夏の救世主。ポイントを押さえて準備すれば、麺も具材も美味しく、安全に持ち運べます。アレンジも自在で飽きずに楽しめるので、ぜひこの夏のお弁当レパートリーに加えてみてください。
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