そうめんがギフトとして人気の理由とは?おすすめ商品も紹介!
消えもので常温・長期保存が可能、夏でも冬でもおいしく食べられることから、そうめんはお中元だけでなく、ギフトとして通年人気の商品です。また、「細く長く」のように縁起の良い意味も込められるため、シーンを選ばず贈れます。
本記事では、そうめんがギフトとして人気の理由や、そうめんを贈り物にする意味、ギフトにおすすめのそうめんの種類・商品をご紹介します。
そうめんがギフトとして人気の理由
暑い夏でもツルツルとしたのど越しでおいしく食べられるそうめんは、お中元の定番です。夏だけでなくお歳暮や内祝い、離れて暮らす家族やお世話になった上司など、そうめんはあらゆる贈り物に選ばれています。ここでは、そうめんがギフトとして人気な理由を説明します。
1. 贈り物には消えものが人気
1つ目に、贈り物には消えものが人気だからという理由があります。消えものとは、使ったら消えてしまい、相手の手元に残らないギフトです。贈り物を送るお相手によっては、趣味や趣向、好みなどの見当が付かない場合もあります。そのようなときに重宝されるのが消えものです。消耗品や食品は使ってしまえるため、食器などと異なり相手の負担となりません。
特にそうめんは、夏の食卓に欠かせず、お米やパンのように好き嫌いが分かれにくい食品の一つです。さらに、自宅で好みの味付けにできるため、相手の味の好みで悩むこともなくギフトにうってつけでしょう。
2. 賞味期限が長い
2つ目の理由は、賞味期限が長いからです。あまりにも賞味期限が短いと相手の負担にもなってしまいます。特に、お中元・お歳暮シーズンだと、人によってはギフトを受け取る量も多く、なおさら賞味期限は留意したい点です。
そうめんなどの乾麺の賞味期限は、商品により異なるものの、1~3年程度です。干して硬くしており、水分が少ないため長期保存に適しています。夏に食べきれなかったとしても、冬は温かくしていただくこともでき、急いで食べきる必要もありません。
3. 常温保存ができる
3つ目に、常温保存ができることが挙げられます。果物やアイスクリームなどのギフトは冷蔵庫や冷凍庫にしまわないといけません。また、ハムやビールのように、常温で保存はできるものの、食べる前や開封後は、冷蔵保存が必要なものもあります。
一方、そうめんは乾麺の状態なら常温保存が可能です。また、伸びてしまう心配から調理した後は食べきってしまうことが多いため、冷蔵庫を圧迫する心配もありません。あまり大きい食材ではないため、保管場所に困らないのも利点です。
4. 夏も冬もおいしく食べられる
4つ目の理由は、夏も冬もおいしく食べられるからです。そうめんは出汁につけるだけが食べ方ではありません。夏であれば、大根おろしや豚肉・納豆・シソなど具をたっぷり乗せて食べたり、炒めてそうめんチャンプルーにしたり、さまざまなアレンジが楽しめます。
また、冬はうどんと同様に温かい出汁でもおいしくいただけます。なお、温かい出汁につけたり、煮たりして食べるそうめんを煮麺(にゅうめん)といい、もともとは奈良県発祥の郷土料理として親しまれていました。現在では全国的に食べられています。
5. 種類が豊富
5つ目に、種類が豊富なのも人気な理由の一つとして挙げられます。そうめんと一口にいっても、実は作り方(機械式・手延べ)・小麦の種類・麺の太さは、そうめんの産地やブランドによりさまざまな種類があります。さらに、白一色ではなく、自然の色素を使って色をつけたそうめんもあります。
ギフトとしての華やかさはもちろん、贈る相手を想像して種類を選べる点も魅力です。そうめんの種類は後ほど詳しくご紹介します。
6. 高級感のあるパッケージ
6つ目の理由は、高級感のあるパッケージが多いという点です。ギフトは中身だけでなく、外側のパッケージにも気を使います。特に、お歳暮・お中元・お祝いなどでは、熨斗(のし)をかけることも気にしなくてはいけません。
ギフト用のそうめんは、紙箱に入った気軽なものから、上品な木箱入りのものまでさまざまなパッケージを選べます。また、長方形の箱に入っているタイプが多いため、熨斗も問題なくかけられます。
贈る相手に合わせて適したパッケージを選べる点もギフトとして使い勝手の良いポイントです。
そもそもギフトとしてそうめんが贈られるようになったきっかけは?
諸説あるものの、そうめんがギフトとして贈られるようになったきっかけは、日持ちがするだけでなく、その昔、高級食材であったことも関係しています。
そうめんの起源は奈良時代まで遡り、その当時、貴族しか食べられなかった索餅(さくべい)というお菓子であったと考えられています。その後、室町時代には索餅から発展しそうめんが出来上がるものの、この当時も宮廷料理としてふるまわれる程度の高級なものでした。江戸時代に入っても、そうめんは将軍などに献上される高級食材であることに変わりはありません。
実は、庶民がそうめんを手軽に食べられるようになったのは、近代から現代に入ってからです。以上のように、そうめんは歴史的に見ても、献上の形で贈られ続けてきた食材です。また、現代でもギフトとして定着している理由は、歴史的な背景だけでなく、保存性の高さや次にご紹介する縁起の良さが考えられます。
ギフトのそうめんに込められた意味
日本の贈り物には独特の意味があったり、縁起があったりするものもあります。そのため、贈る人によっては、思わぬ誤解を招く恐れも否めません。ここでは、ギフトの意味を確認すべき理由と、そうめんに込められた意味をご紹介します。
1. ギフトは意味や縁起にも注意が必要
ギフトは意味や縁起にも注意が必要です。日本では、ギフトにさまざまな意味を込めることがあります。
例えば、バウムクーヘンやミルフィーユは、層が重なる様子から幸せに年齢を重ねることを意味し、縁起の良い贈り物として人気です。
一方、ハサミは縁を切ること、櫛(くし)は苦や死を連想されることから、いずれも贈り物には縁起が悪いとして避けられる傾向にあります。
また、箸のように夫婦箸では健康や家内安全を意味する一方、高齢の人にはあの世への橋渡しを連想させるため避けた方が良いなど、二重の意味を持つギフトもあります。
贈ること自体や気持ちが大切ではあるものの、相手の人柄や年代によっては、思わぬ誤解を招く恐れもあるため、ある程度確認しておくのがおすすめです。
2. そうめんは縁起の良いギフト
そうめんはその特長から細く長くを意味し、縁起の良いギフトとして知られています。細く長くとは、寿命を全うできるよう細く長く生きて、末永く幸せが続くのように相手の幸せを思う意味の他、細く長く付き合いが続く、のように、相手との関係性を願う意味もあります。
贈る相手や季節により、縁起が悪いとされることがない点も利点です。慎ましやかながら相手を大切にする思いが込められており、ギフトとして選びやすくなります。
そうめんをギフトで贈るときの注意点
以上のように、そうめんは食材として優秀かつ、縁起が良い点からギフトとして人気です。しかし、贈る相手の家族構成やアレルギーの有無など、事前に確認したい注意点がいくつかあるため、それぞれご紹介します。
1. 小麦アレルギーの有無
小麦アレルギーの有無を確認することは重要です。そうめんは小麦を原料としているため、小麦アレルギーの人は食べられません。可能な限り、贈る前にご家族の中に小麦アレルギーの人がいないかどうか確認しておきましょう。
2. 家族構成
家族構成を確認すると適量のギフトを選べます。食べ物のギフトは、家族全員でおいしく食べられる量が適量です。少なすぎては物足りず、多すぎては日持ちするとはいえ余らせる可能性があります。なお、ギフト用のそうめんには、何人前などの人数の目安が書かれているため確認できます。
3. 品質
品質を確認するのも大切です。そうめんは身近な食品のイメージが強いため、ギフト用では高品質であったり、特別感があったりするものがおすすめです。例えば、原材料にこだわったもの、そうめんの名産地のもの、職人の手作りのものなどがあります。普段自分では選ばない、ちょっと高級なそうめんがギフトにはぴったりです。
4. 金額
金額も確認しましょう。ギフトには高品質のそうめんが良いとはいえ、あまりに高額なものでは相手の負担になってしまいます。そのため、贈る相手との関係性から、一般的とされる金額のそうめんを選びましょう。お中元やお歳暮なら3,000円~5,000円、特別お世話になっている人や取引先であれば5,000~10,000円程度が相場です。
5. 迷ったら定番のそうめんを
もし種類が豊富で迷ったら、定番のそうめんを選ぶのがおすすめです。そうめんギフトは、そうめんだけのものから麺つゆ付きのもの、うどんなど他の麺も一緒になったものなどさまざまなタイプがあります。
そうめんの通販サイトであれば、贈答用人気ランキングなども掲載されているため、それらを参考にすると選びやすいかもしれません。
ギフトにおすすめのそうめんの種類
ギフト用のそうめんは定番品以外に、以下のような種類から選ぶのもおすすめです。
それぞれ解説します。
- 手延べそうめん
- 高級そうめん
- カラーそうめん
- そうめんセット
1. 手延べそうめん
手延べそうめんとは人の手で細長く引き延ばした後、乾燥させることで出来上がるものです。そうめんには2通りの作り方があり、手作業で作られる手延べそうめんと機械で作る機械麺です。手延べそうめんは機械麺以上にコシがあり、のど越しも良いとされています。
当然ながら、そうめんのように細長く引き延ばすには、熟練された職人技が必要です。また、単に麺を延ばすだけでなく、三つ編み状に何度も編んでコシを出したり、らせん状に仕上げたりなど、人の手だからできる丁寧な仕事も、その食感などから楽しめます。
以上のように、そうめんの作り方には手延べと機械の2つの方法があるものの、ギフトとして選ぶなら、職人の技が光る手延べそうめんがおすすめです。
2. 高級そうめん
高級そうめんとは、材料の原産地や熟成度合、麺の細さなど、通常以上にこだわりを持って作ったそうめんです。また、そうめんの産地から、三輪・播州・小豆島・島原・半田のそうめんも高級そうめんとして知られています。なお、上記はそうめんの5大産地とも呼ばれ、長い歴史に育まれた確かな品質である点も特長です。
ギフト用に選ぶのであれば、素材や産地など、こだわりのある高級そうめんもおすすめです。
3. カラーそうめん
カラーそうめんは色のついたそうめんのことで、紅白そうめんや5色そうめんなどの種類があります。赤と白でおめでたい雰囲気のある紅白そうめんなら、お祝いのギフトとして送っても喜ばれるかもしれません。また、5色そうめんのようにカラフルで見た目の可愛らしいそうめんなら、小さなお子さんのいる家庭にも最適でしょう。なお、カラーそうめんの中には、クチナシやゆずなど、天然の素材を使って色付けしているものもあるため、健康志向の人にもおすすめです。
4. そうめんセット
食べることが好きな人やグルメな人に贈る際は、そうめんセットもおすすめです。そうめんを製造・販売する会社の中には、うどんやそば、ふしめんなど、そうめん以外の商品を取り扱っていることもあります。
そうめんセットには、そうめん自体が複数種類入ったもの、麺つゆが付いているもの、そうめん以外の麺もセットになっているものなど、さまざまな種類があります。人気食べ比べセットなどを取り揃えているお店も多いため、活用してみるのもおすすめです。
オカベの麺ギフトにおすすめ商品4選を紹介!
伝統の製法を守りながら、徳島県で半田手延べ麺を製造するオカベの麺では、ギフトにぴったりのそうめんや麺類を多数取り扱っています。その中から贈り物に喜ばれること間違いなしのおすすめ商品を4つご紹介します。(価格は2023年9月現在の価格です。商品価格は変更となる場合があります。)
1. 半田手延めん「オカベの麺」木箱15人前
半田手延べめん「オカベの麺」木箱15人前は、1袋に3束入っているので、家族の食事にもぴったりです。木箱入りのため、目上の方への贈り物など、きちんとした贈答にも使えます。
半田ではそうめんより太く、うどんより細い麺がそうめんと名乗り、程良い太さから生れるコシが魅力です。半田手延べめん、オカベの麺では、そんな半田ならではの魅力を十分に味わうことが可能です。
商品コード | KS-25 |
価格 | 2,970円(税込) |
内容量 | (90g×3束)×5袋(木箱入り) |
原材料 | 小麦粉、食塩、食用植物油 ※本製品製造工場において、そばを含む商品を製造しております。 |
2. 半田手延めん「オカベの麺」化粧箱20人前
半田手延べめん「オカベの麺」化粧箱20人前は1袋に2束入りで、ご夫婦の食事にも使いやすい容量です。贈答に便利なオカベの麺の化粧箱入りセットです。
手延べ麺の太さが不揃いなのは、手作りの特長でもあります。少し太めで食べ応えもあり、冷たくしても温かくしてもおいしく食べることが可能です。
商品コード | S-2 |
価格 | 2,970円(税込) |
内容量 | (90g×2束)×10袋 20人前(化粧箱) |
原材料 | 小麦粉、食塩、食用植物油 ※本製品製造工場において、そばを含む商品を製造しております。 |
3. 半田手延めん「オカベの麺」化粧箱13人前
半田手延べめん「オカベの麺」化粧箱13人前は、90g1束ずつ計13束入りの商品です。1食分ずつ調理できるため、食の細い人や一人暮らしの人のギフトにもおすすめです。価格2,376円(税込)と、ちょっとした贈り物にも良いかもしれません。
商品コード | OH-20 |
価格 | 2,376円(税込) |
内容量 | (90g×13束)13人前(化粧箱) |
原材料 | 小麦粉、食塩、食用植物油 ※本製品製造工場において、そばを含む商品を製造しております。 |
4. オカベの麺つゆセット化粧箱18人前
オカベの麺つゆセット化粧箱18人前は、オカベの麺とオカベ特製の麺つゆがセットになった商品です。つゆは甘さが癖になる濃縮つゆと濃厚な甘さのストレートつゆの2種類をセットにしています。
ストレートつゆが引き立つざるで食べるときは、まずは1束1リットルのたっぷりのお湯で5~6分程度茹で、しっかりと麺をもみ洗いし、しめてから食べるとよりおいしくいただけます。
商品コード | A-35 |
価格 | 3,510円(税込) |
内容量 | (90g×3束)×6袋 18人前、かけ用濃縮つゆ(20ml×4袋)、つけ用ストレートつゆ(60ml×8袋) |
原材料 | 小麦粉、食塩、食用植物油 ※本製品製造工場において、そばを含む商品を製造しております。 |
まとめ:そうめんギフト選びに迷ったらオカベの麺がおすすめ!
そうめんは、縁起が良く日持ちもする食べ物のため、ギフトとして高い人気があります。夏に食べられるイメージが強いものの、アレンジ次第で一年中おいしくいただける点も贈り物として選びやすいポイントです。
オカベの麺では、贈答用のそうめんを多数取り扱うのはもちろん、包装や熨斗がけ、紙袋など、大切な贈り物への対応も承っております。ギフト選びに迷ったら、ぜひ、半田手延べ麺のオカベの麺をご活用ください。